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補助輪付きの心臓

2008年に突然倒れ、ブルガダ症候群と診断。ICDを埋め込みながらも前向きに生活中。

飲み屋を自由に選べない

ICDを埋め込んで生活していて地味に困るのがIH機器が禁忌とされている点かと思います。

具体的にどう困るのかといえば、鍋料理をIHヒーターで出すような飲み屋に行けないことです。 結構本人も気にするのを忘れがちで、IHヒーターにビクビクしながら料理をつつくということもありがちです。 飲みに誘ってくれる人もまさかそんなことがあろうかと気が回らないことが多く、かといっていちいち「その飲み屋ってIHヒーター使ってますか?」なんて聞くのも野暮ですよね。 まあ、野暮を承知で聞くんですが……。

携帯電話が実際にはICD(あるいはペースメーカー)に影響がなく電車の優先席近くで利用してはいけないのは単なる方便である、という認識も広まってきておりIHヒーターに対しても同様に思われがちです。 しかしながら実際に医者と会話すると「携帯電話は胸から離して使えば問題ないけど、IHヒーターや盗難防止ゲートなどそれ以外のことはちゃんとマニュアルに従って下さい」ということになり携帯電話よりもよっぽど警戒するべきという論調での会話になるので、当事者としてはそれなりに現実的なリスクを感じます。

お店によっては事前に事情を話しておけばカセットコンロで代用してくれるところも多いです。 なので私は積極的にこのことを話すようにしています。 将来的には、技術の進歩でこんなことを気にしなくても良くなるとうれしいですね。