補助輪付きの心臓

2008年に突然倒れ、ブルガダ症候群と診断。ICDを埋め込みながらも前向きに生活中。

自動車を運転できない

ペースメーカーは原則運転許可ですが、ICDは原則運転不許可です。免許更新時にも場合によっては面倒な手続きが必要です。

私のように長期間発症していない場合は医者からの許可が出るのですが、それでもできる限り運転はしたくありません(実は免許証自体は発症前に取得していました)。 というのも、運転中に発症した場合間違いなく事故を起こすからです。 私の場合は安静時ほど発症するリスクが高いので、自転車などと比べても危険性が高いと思われます。

これは現在のように都市部に住んでいるのならそれほど問題にはならないのですが、仮に地方で暮らす場合は圧倒的なハンディキャップになります。 私の実家はまさに自動車が無いと何もできない場所だったので、おそらく職場に行くことすら億劫でしょう(バスがギリギリ使える……というくらいでした)。 将来的に介護などで戻らなければいけなくなる可能性は否定できませんし、心配なポイントです。

また、私は趣味で釣りをしているので本当はレンタカーでも借りてドライブしたいのですが、それも難しい状況です。実際、一人で釣りに行きたい場合は電車釣行をしています。 このように、元々自分でできることが狭まれていたのが、さらに狭められているというのが現状です。

今はともかく、将来的に困るだろうな……と思っていて、とくに対策もできないというのが現状です。 そういう意味では自動運転の発展には期待していて、実用レベルになれば私でも自動車を運転できるようになるのではないかという希望があります。